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老柴ときどき故雑〜老犬闘病物語

柴犬 小麦15歳クッシング症候群(拾い犬ゴン 自称16歳肝臓癌 肺癌で2016.12.29旅立ちました)

あの日

職場で、初めて地面がウネるのを見た。
小麦とゴンが心配だった。
実家に行き、小麦と両親の無事を確認して、うちに帰ったら、ゴンがいなかった。散歩のセットがなくなっていたから、旦那と散歩に出たんだと思った。
旦那とも電話は繋がらずだったけど、旦那からの留守番が奇跡的に入っていて、大丈夫?ひとまず帰るから。って。
家は幸い、ガラスが割れたり壁が崩れたりはなかったけど、電気も水も止まり寒さの中でゴンと旦那の帰りを待っていた時のあの空気は忘れない。不安と寒さと余震の恐怖で、家の中にいれなかった。

しばらくして、旦那に会えて本当にホッとした。旦那はゴンと歩いて私の実家に行っていた。ゴンを任せて、家に戻ってきて私と会えた。
どちらの実家も、小麦もゴンもみんな無事だった。
水も電気も復旧までにはだいぶかかった。
何より、情報が入らないことが怖かった。どこが震源で、どれくらいの地震だったのか?何が起きているのかわからない。
やっと電気が復旧して、テレビで見た映像は忘れられない。

確かにあの災害を、悲劇を忘れてはいけないと思う。去年までは、これから津波の映像が流れますってテロップがあったのに、今年はテロップがない気がする。
怖くて悲しくて見れない人は何年たっても同じなのに。
突然、愛する人、ものを失った気持ちが痛すぎて、私はいまだに見れないんです。

ゴンはひとりで庭で怖い思いをしたはずなのに、その後も地震は平気なコでした。
小麦は緊急地震速報の音、ちょっとの揺れに怖がるようになり、この2年くらいでやっと大丈夫になりました。

あの時のもう会えないかもしれないって気持ちを思い出すと、つまんないことで失ってはいけないな。と改めて思います。

いきなりな別れを迎えてしまった人達の悲しみが少しでも癒されますように。

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私の大事な人、大事な小麦。
ゴンは別格、神格の域に昇格しました(笑)



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